仕事だけじゃなくプライベートでも使える、Webエンジニアの会話スキル

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Webエンジニアが身に付けるべきスキルはこれだ!

第一印象で損をしない会話スキル

社会人になるために、企業の採用面接に臨むにあたっては、随分と準備を重ねたことでしょう。しかし社会人になって会社に勤めれば、社内外を問わず人と接することになります。その相手がクライアントであれば、良くも悪くも自分の印象がそっくりそのまま、会社の印象になってしまうのです。

第一印象で損をしない会話スキル

第一印象はなんとなく

人と接する時には、言語によるコミュニケーションよりも余程大きな部分を、雰囲気から読み取ります。そして「なんとなく」好ましい、あるいは「なんとなく」好ましくないという判断を瞬時に行います。理由はわからないのに、苦手な人やもう一度会いたい人というのがはっきりと分かれるのですが、この第一印象はその後長く変わることはありません。ということは自分自身が知らずに見せている雰囲気によって、相手から判断されているということです。そのためにクライアントを失っていても、仕事のチャンスを狭めていても、残念ながらそれを指摘してくれるほど、周囲は親切ではありません。そのため自分自身でどんな印象を相手に与えているのか、自覚する必要があるのです。もちろん上司や同僚の間柄であれば、指摘してくれることもあるでしょう。しかしそれを自覚しなければ意味がないのであり、気が付いて意識をすれば少しずつでも変えることが出来るのです。もっとも「なんとなく」相手に与える印象を成しているのは、表情や言葉遣いや声や服装など様々です。

話し方に一工夫

人それぞれに話し方には癖があるものですが、他人の癖はよくわかっても自分の癖には中々気が付かなものです。しかし例えば人と話すこと、特に初対面の人に話し掛けるのは緊張するという人であれば、表情が硬く、たちまち相手の警戒心を呼び起こしてしまいます。それに対して人と話すのが好きで、誰とでも打ち解けることが出来るという人から話し掛けられれば、どこか楽しげでほっとすることでしょう。そこで緊張しやすい人は、鏡を見ながら笑顔を作る練習をすることです。そして人と会う時には、唇の端の筋肉を意識して、必ず笑顔を見せるように心掛けましょう。また緊張から早口にならないように、意識的にゆっくりと話し始めます。聞き慣れた話題や言葉であれば、大抵は推測しながら話の内容を掴もうとするものですが、知らない専門用語や耳慣れない話題は、脳が付いて行くのに忙しくなってしまい、なんとなく面倒くさいと感じて敬遠してしまうものなのです。ただでさえ人の話を聞くのには、少なからぬ努力が必要です。そもそも話したい人が勝手に想像しているほどには、相手は話を聞きたいと思っているわけではありません。話を聞くということは、その内容を理解するために考えなければなりませんが、考えるということは脳にとって負担なのです。そのため出来るだけ相手の負担を取り除くためにも、聞き取りやすい声のトーンを工夫してみましょう。

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